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午後:債券サマリー 先物は小反発、長期金利0.715%で横ばい

配信日時:2024/02/06 15:55 配信元:MINKABU
 6日の債券市場で、先物中心限月3月限は小反発。米債券安を受けた売りが一巡したあとは持ち直す動きとなり、この日の高値で取引を終えた。  5日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した1月の非製造業景況感指数が市場予想を上回ったことなどを背景に、同日の米長期金利が4.1%台に上昇した流れが東京市場に波及した。ただ、債券先物は前日に大幅安となっていたことから下値では押し目買いが入りやすく、寄り付き直後に前日比31銭安の146円04銭をつけたあとは切り返し。厚生労働省が朝方に発表した23年12月の毎月勤労統計で実質賃金が21カ月連続のマイナスとなり、日銀による早期の政策正常化観測がやや後退したことも国内債の下支えとなった。加えて、時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことが買いを促した面もあったようだ。  先物3月限の終値は、前日比5銭高の146円40銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日に比べ横ばいの0.715%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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