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午後3時のドルは148円半ば、戻り売り優勢 米金利上昇が一服

配信日時:2024/02/06 15:18 配信元:REUTERS

Shinji Kitamura

[東京 6日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤から小幅ドル安/円高の148円半ばで取引されている。米金利の上昇が一服となる中、2カ月ぶり高値圏とあって戻り売りが優勢だったという。

日中のドルは148円半ばを上下するのみで、目立った動きは見られなった。前日海外で一時148.90円まで上昇し、昨年11月27日以来の高値を付けたが、149円乗せが迫ったことで、戻り売りに押された形となった。

市場では、149円台を目先の上値めどと見る参加者が多いことに加え「遠くない将来に米国で利下げが行われることを考慮すると、さらにドルに強気になるのは難しい」(外銀関係者)との声も聞かれた。

CMEのFedWatchツールによると、米金利先物市場が織り込む3月の利下げ確率は1割強まで低下した一方、5月の確率が8割強へ上昇した。

アジア市場では米金利も上昇が一服。10年債利回りは4.12%付近まで低下した。前日海外では4.17%付近と年初来の高水準へ迫った。

豪ドルは96円前半から半ばへ上昇した。オーストラリア準備銀行(中央銀行)が6日の理事会で、追加利上げを排除しない姿勢を示したことが手掛かり。今月1日の安値95円前半から切り返しが続いている。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 148.42/148.45 1.0752/1.0756 159.61/159.65

午前9時現在 148.66/148.67 1.0739/1.0743 159.68/159.69

NY午後5時 148.67/148.70 1.0741/1.0745 159.71/159.75

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