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午前:債券サマリー 先物は小幅続落、売り一巡後は持ち直す

配信日時:2024/02/06 11:43 配信元:MINKABU
 6日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅続落。前日の米長期債相場が下落(金利は上昇)した流れを引き継いで始まったが、朝方の売りが一巡したあとは持ち直した。  債券先物は寄り付き直後に一時、前日比31銭安の146円04銭まで軟化した。5日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した1月の非製造業景況感指数が市場予想を上回ったことなどを背景に、同日の米長期金利が4.1%台に上昇したことが国内債に影響した。ただ、厚生労働省が朝方に発表した23年12月の毎月勤労統計で実質賃金が21カ月連続のマイナスとなり、日銀による早期の政策正常化観測がやや後退したことが相場を下支え。午前10時40分ごろには146円38銭とプラス圏に浮上する場面があった。  午前11時の先物3月限の終値は、前日比3銭安の146円32銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%上昇の0.720%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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