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米外為市場サマリー:早期の米利下げ観測後退で一時148円80銭台に上伸

配信日時:2024/02/06 07:52 配信元:MINKABU
 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円68銭前後と前週末に比べて30銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=159円73銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高だった。  前週末2日に発表された1月の米雇用統計が強い内容となり、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が後退するなかドル買い・円売りが先行。パウエルFRB議長が4日夜のテレビ番組で「金融当局として3月以降まで利下げに踏み切るのを待つ公算が大きい」と述べ、FRBが早期利下げに慎重であるとの見方が改めて広がったこともドル買いを促した。この日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した1月の非製造業景況感指数が市場予想を上回ったことも支援材料となり、ドル円相場は一時148円89銭まで上伸した。一方、米長期金利の上昇を受けてドル買い・ユーロ売りが優勢で、つれて対円でもユーロが軟調だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0743ドル前後と前週末に比べて0.0045ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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