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鴻海、第1四半期の減収を改めて予想 1月売上高は高水準

配信日時:2024/02/05 17:56 配信元:REUTERS

[台北 5日 ロイター] - 電子機器の受託生産世界最大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は5日、今年第1・四半期が前年比で減収になるとの見通しを改めて示した。前年同期の売上高が高水準だったことが背景。

同社は声明で、第1・四半期の全体的な業務は「徐々に例年の閑散期に入っており、季節的なパフォーマンスは過去3年と同様となる見込みだ」と述べた。具体的な数値は示していない。

比較対象となる前年同期は、コロナ禍後の操業正常化で出荷が拡大していた。

1月の売上高は5221億台湾ドル(166億5000万ドル)と、1月としては前年に次いで過去2番目の高水準だった。前月比では13.5%増、前年同月比では20.9%減。

1月は前年同期との比較でクラウドとネットワーキング製品の売り上げが大幅に増加した。顧客が新製品を発売したことが背景。ただ、パソコンの需要は鈍化し、コンピューティング製品の売り上げはわずかに減少した。

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