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午後:債券サマリー 先物は急反落、米利下げ観測の後退が影響
配信日時:2024/02/05 15:50
配信元:MINKABU
5日の債券市場で、先物中心限月3月限は急反落。2日に発表された米1月雇用統計が強い結果となり、早期の米利下げ観測が一段と後退したことが国内債に売りを促した。
注目された1月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者増加数が市場予想を大幅に上回り、平均需給も予想以上に伸びるなど、米労働需給が依然として引き締まっていることが示された。これを受けた前週末の米長期金利は再び4%台に上昇し、この流れが東京市場に波及するかたちで国内債も売り優勢でスタート。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が4日夜(日本時間午前)に放送されたCBSニュース番組で「金融当局として3月以降まで利下げに踏み切るのを待つ公算が大きい」と語り、この日の時間外取引で米長期金利が更に水準を切り上げたことも国内債に影響した。債券先物は午前9時50分過ぎに146円27銭をつけたあとは下げ渋ったが、日銀による早期の政策正常化観測がくすぶっていることから戻りは限定的。財務省が実施した10年物価連動債の入札結果は、応札倍率が3.00倍と前回の2.73倍を上回ったものの材料視されるまでには至らなかった。
先物3月限の終値は、前週末比59銭安の146円35銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前週末比0.055%上昇の0.715%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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