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午前:債券サマリー 先物は急反落、米長期金利の上昇が影響

配信日時:2024/02/05 11:42 配信元:MINKABU
 5日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は急反落。予想を上回る米1月雇用統計を受け、前週末に米長期金利が再び4%台に上昇したことが国内債に影響した。  2日に発表された1月の米雇用統計が労働市場の強さを示し、同日の米長期債相場が5営業日ぶりに大幅反落した流れが東京市場に波及した。この日の時間外取引で米長期金利が水準を一段と切り上げていることから国内債にも売りが出やすく、債券先物は146円27銭まで下押す場面があった。その後は下げ渋る動きとなったが、日銀による早期の政策正常化観測がくすぶっていることから戻りは鈍かった。なお、きょうは財務省が10年物物価連動債の入札を実施する。  午前11時の先物3月限の終値は、前週末比59銭安の146円35銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.060%上昇の0.720%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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