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米外為市場サマリー:日米金利差縮小が意識され一時145円90銭まで軟化

配信日時:2024/02/02 07:50 配信元:MINKABU
 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円43銭前後と前日に比べて50銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=159円21銭前後と同25銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数で労働需給の緩和が示されたほか、23年10~12月期の米労働生産性で単位労働コストが市場予想を下回ったことを受けて米長期金利が低下。日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが優勢となり、ドル円相場は一時145円90銭まで軟化した。その後のドルは米主要株価指数の上昇を手掛かりに下げ渋ったが、2日に発表される1月の米雇用統計を見極めたいとして戻りは限定的だった。一方、米金利の低下とともにユーロ買い・ドル売りが流入し、つれて対円でもユーロが買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0872ドル前後と前日に比べて0.0055ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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