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午後:債券サマリー 先物は反発、10年債入札を無難に通過し安心感広がる
配信日時:2024/02/01 15:34
配信元:MINKABU
1日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。朝方の買いが一巡したあとは下げに転じる場面があったものの、財務省が実施した10年債入札を無難に通過すると安心感が広がった。
債券先物は買い優勢でスタートした。1月31日に発表された米1月ADP雇用統計や米10~12月期雇用コスト指数が市場予想に届かず、米労働需給の緩和が意識されるかたちで米長期金利が3.9%台に低下したことが国内債の支援材料となった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明などで早期の利下げに慎重な姿勢が示され、この日の時間外取引で米金利低下が一服したことが重荷。前日に日銀が公表した「1月22~23日開催分の金融政策決定会合における主な意見」などから金融政策の正常化観測が強まっていることもあり、午前10時過ぎには一時146円20銭まで下押した。とはいえ、午後に入ると10年債入札で一定の需要が確認されたことを受けて再び買いが流入。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が7銭と前回(1月10日)の12銭から縮小し、応札倍率が3.65倍と前回の2.90倍を上回ったことが好感され、債券先物は高値引けとなった。
先物3月限の終値は、前日比39銭高の146円64銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日比0.040%低下の0.690%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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