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テクマトリックス---3Qも2ケタ増収増益、情報基盤事業の売上収益は過去最高を計上
配信日時:2024/02/01 11:56
配信元:FISCO
*11:56JST テクマトリックス---3Qも2ケタ増収増益、情報基盤事業の売上収益は過去最高を計上
テクマトリックス<3762>は31日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比17.7%増の380.08億円、営業利益が同35.2%増の38.24億円、税引前利益が同35.8%増の38.12億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同48.6%増の23.44億円となった。
情報基盤事業の売上収益は前年同期比20.5%増の253.26億円と過去最高となり、営業利益は同44.2%増の27.81億円となった。前期までに積み上げた受注残と新規案件の受注により好調に推移した。また、クラウド型セキュリティ対策製品の受注も好調となった。第2四半期累計期間の連結受注高は、前期実績を下回ったが、コロナ禍で大幅に需要が高まったクラウド型セキュリティ対策製品などの複数年契約の更新案件を着実に受注し、当第3四半期累計期間の連結受注高は前期実績を上回った。売上収益は、ストック型ビジネスの伸長により順調に増加している。営業利益は、円安の影響、人件費・販管費の増加、新規事業として取り組みを始めたクラウドネイティブ活用ソリューションへの投資などの影響を事業の伸長で吸収し、前期実績を上回る水準となった。新しい世代のセキュリティ対策製品も注目度が高まってきており実績も増加している。また、ロシアのウクライナへの軍事侵攻以降、Emotetやランサムウェア等のマルウェアへの感染が拡大しており、感染経路としては依然として電子メール経由が多く、次世代メールセキュリティ製品の需要も旺盛となっている。デジタルコンテンツが指数関数的に増加していることから、ストレージ分野の受注も好調となった。
アプリケーション・サービス事業の売上収益は同14.0%増の58.72億円、営業利益は1.47億円(前年同期は1.38億円の損失)となった。受注高、売上収益、営業利益ともに好調で、前期実績を上回った。前々期からオンプレミスのライセンスについてもサブスクリプションへシフトしたため、サブスクリプション売上の積みあがりが、売上収益、営業利益を押し上げる効果に繋がっている。CRM分野では、受注高は計画値を上回って推移している。また前期からのサブスクリプションの積みあがりにより売上収益は増加しており、営業利益は前期実績を大きく上回っている。ソフトウェア品質保証分野では、車載分野でのテストツールの需要が旺盛で前期受注実績を上回った。また、前々期からのサブスクリプションの積みあがりにより売上収益は増加しており、営業利益は前期実績を大きく上回っている。ビジネスソリューション分野では、受注高、売上収益ともに計画値に対して順調に推移し、営業利益は前期比で大幅に改善している。新規事業であるEdTech分野では、有名私立先進校や国・公立校への導入が進んだ。
医療システム事業の売上収益は同11.3%増の68.10億円、営業利益は同13.8%減の8.95億円となった。新生PSPの医療情報クラウドサービス「NOBORI」の順調な受注が継続し、累積契約施設数は増加している。加えて、既存ユーザのサービス契約更新も取りこぼすことなく受注している。また、一般の患者をターゲットとしたPHR(Personal Health Record)サービスの開発や、医療機関、AIベンチャー・外部企業との連携による共同開発等の新規事業への先行投資を継続し、順調に成果を上げている。新生PSP株式会社の業績は、計画値に対して売上収益、営業利益ともに順調に推移している。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上収益は前期比7.7%増の495.00億円、営業利益は同4.0%増の53.00億円、税引前利益は同4.4%増の52.90億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同8.8%増の32.10億円とする期初計画を据え置いている。
<SI>
情報基盤事業の売上収益は前年同期比20.5%増の253.26億円と過去最高となり、営業利益は同44.2%増の27.81億円となった。前期までに積み上げた受注残と新規案件の受注により好調に推移した。また、クラウド型セキュリティ対策製品の受注も好調となった。第2四半期累計期間の連結受注高は、前期実績を下回ったが、コロナ禍で大幅に需要が高まったクラウド型セキュリティ対策製品などの複数年契約の更新案件を着実に受注し、当第3四半期累計期間の連結受注高は前期実績を上回った。売上収益は、ストック型ビジネスの伸長により順調に増加している。営業利益は、円安の影響、人件費・販管費の増加、新規事業として取り組みを始めたクラウドネイティブ活用ソリューションへの投資などの影響を事業の伸長で吸収し、前期実績を上回る水準となった。新しい世代のセキュリティ対策製品も注目度が高まってきており実績も増加している。また、ロシアのウクライナへの軍事侵攻以降、Emotetやランサムウェア等のマルウェアへの感染が拡大しており、感染経路としては依然として電子メール経由が多く、次世代メールセキュリティ製品の需要も旺盛となっている。デジタルコンテンツが指数関数的に増加していることから、ストレージ分野の受注も好調となった。
アプリケーション・サービス事業の売上収益は同14.0%増の58.72億円、営業利益は1.47億円(前年同期は1.38億円の損失)となった。受注高、売上収益、営業利益ともに好調で、前期実績を上回った。前々期からオンプレミスのライセンスについてもサブスクリプションへシフトしたため、サブスクリプション売上の積みあがりが、売上収益、営業利益を押し上げる効果に繋がっている。CRM分野では、受注高は計画値を上回って推移している。また前期からのサブスクリプションの積みあがりにより売上収益は増加しており、営業利益は前期実績を大きく上回っている。ソフトウェア品質保証分野では、車載分野でのテストツールの需要が旺盛で前期受注実績を上回った。また、前々期からのサブスクリプションの積みあがりにより売上収益は増加しており、営業利益は前期実績を大きく上回っている。ビジネスソリューション分野では、受注高、売上収益ともに計画値に対して順調に推移し、営業利益は前期比で大幅に改善している。新規事業であるEdTech分野では、有名私立先進校や国・公立校への導入が進んだ。
医療システム事業の売上収益は同11.3%増の68.10億円、営業利益は同13.8%減の8.95億円となった。新生PSPの医療情報クラウドサービス「NOBORI」の順調な受注が継続し、累積契約施設数は増加している。加えて、既存ユーザのサービス契約更新も取りこぼすことなく受注している。また、一般の患者をターゲットとしたPHR(Personal Health Record)サービスの開発や、医療機関、AIベンチャー・外部企業との連携による共同開発等の新規事業への先行投資を継続し、順調に成果を上げている。新生PSP株式会社の業績は、計画値に対して売上収益、営業利益ともに順調に推移している。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上収益は前期比7.7%増の495.00億円、営業利益は同4.0%増の53.00億円、税引前利益は同4.4%増の52.90億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同8.8%増の32.10億円とする期初計画を据え置いている。
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