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午前:債券サマリー 先物は小幅続落、朝方の買い一巡後に軟化

配信日時:2024/02/01 11:37 配信元:MINKABU
 1日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅続落。前日の米債券高(金利は低下)を受けて買いが先行したものの上値は重く、その後は下げに転じる場面がみられた。  1月31日に発表された米1月ADP雇用統計や米10~12月期雇用コスト指数が市場予想に届かず、同日の米債券市場では米労働需給の緩和が意識された。米長期金利は3.9%台に低下し、これを手掛かりに債券先物は寄り付き直後に146円35銭まで上伸した。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明などで早期の利下げに慎重な姿勢が示されたことなどが影響し、先物は買い一巡後に軟化。前日に日銀が公表した「1月22~23日開催分の金融政策決定会合における主な意見」などから金融政策の正常化観測が強まっていることもあり、午前10時過ぎには一時146円20銭まで下押した。なお、きょうは財務省による10年債入札が実施される。  午前11時の先物3月限の終値は、前日比3銭安の146円22銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%上昇の0.745%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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