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米外為市場サマリー:米労働需給の緩和を受け一時146円00銭台に軟化

配信日時:2024/02/01 07:55 配信元:MINKABU
 1月31日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円92銭前後と前日に比べて70銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=158円95銭前後と同1円15銭程度のユーロ安・円高だった。  この日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した1月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が市場予想を下回り、米労働需給の緩和が示されたことを受けてドル売り・円買いが先行。米労働省が発表した23年10~12月期の雇用コスト指数が市場予想に届かなかったこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時146円01銭まで軟化した。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明などで早期の利下げに慎重な姿勢が示されると、ドルに買い戻しが入り147円44銭まで下げ渋る場面があった。一方、ドイツ連邦統計局が発表した1月の消費者物価指数(CPI)速報値が市場予想ほど高まらず、欧州中央銀行(ECB)が近い将来利下げに動く可能性が意識されるなか、ユーロが対ドルや対円で売られた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0818ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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