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米外為市場サマリー:米金利低下を受け一時147円20銭台に軟化

配信日時:2024/01/30 07:55 配信元:MINKABU
 29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円50銭前後と前週末に比べて65銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=159円80銭前後と同1円00銭弱のユーロ安・円高だった。  米中央軍が28日にヨルダン北東部で米兵3人が無人機の攻撃を受けて死亡したと発表し、中東の緊張感が高まるなか安全通貨とされる円が選好された。加えて、米財務省が29日に1~3月期の借り入れ額が昨年10月時点の推計よりも少なくなるとの予想を示したことを受けて債券需給の悪化懸念が和らぎ、米長期金利が低下したこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時147円26銭まで軟化した。一方、欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁がユーロ圏のインフレ動向に心強い進展が見られるとして「ECBは遅かれ早かれ利下げする」と述べたことや、ECB理事会メンバーのカジミール・スロバキア中銀総裁が「次の政策変更は利下げになる」と指摘したことなどが影響するかたちでユーロが売られた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0833ドル前後と前週末に比べて0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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