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午前:債券サマリー 先物は反落、朝方の買い一巡後は軟化

配信日時:2024/01/29 11:40 配信元:MINKABU
 29日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。前週末の好地合いを引き継ぐかたちで始まったが、重要イベントを控えて一段と買い上がる勢いには乏しく軟化した。  総務省が26日に発表した1月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)上昇率が市場予想を下回り、日銀による早期の政策正常化観測がやや後退していることが朝方の買いにつながった。ただ、今週は30~31日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれることから追随買いは広がらず。前週末26日の米長期債相場が小幅ながら反落(金利は上昇)したことも重荷で、債券先物は一時146円20銭まで下押した。なお、日銀は「残存期間3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同25年超」「物価連動債」を対象とする国債買いオペを通知した。  午前11時の先物3月限の終値は、前週末比12銭安の146円22銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.005%上昇の0.710%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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