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米外為市場サマリー:堅調な米経済指標を受け一時148円20銭台に上伸

配信日時:2024/01/29 07:53 配信元:MINKABU
 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円15銭前後と前日に比べて50銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=160円79銭前後と同60銭強のユーロ高・円安だった。  この日に米商務省が発表した23年12月の個人消費支出(PCE)は、前年同月比2.6%の上昇と伸び率は前月と同じだった。食品とエネルギーを除くコア指数は、同2.9%の上昇と前月(3.2%上昇)から伸びが縮小した。インフレの鈍化傾向が示されたことからドル円相場は一時147円40銭台に軟化したものの、米景気の底堅さが意識されるにつれドル買いが流入。全米不動産協会(NAR)が発表した12月の米仮契約住宅販売指数が市場予想を大幅に上回ったこともドルの支援材料となり、148円20銭台まで上伸する場面があった。一方、欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測から足もとで売られていたユーロは、週末要因などから持ち高調整の買い戻しが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0853ドル前後と前日に比べて0.0007ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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