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独消費者信頼感指数、2月は-29.7 予想外の悪化=GfK

配信日時:2024/01/26 16:42 配信元:REUTERS

[ベルリン 26日 ロイター] - 市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)がまとめた2月の独消費者信頼感指数はマイナス29.7と、前月のマイナス25.4から予想外に悪化した。

ロイター調査ではマイナス24.5への改善が予想されていた。

NIMの消費専門家ロルフ・ビュルクル氏は「消費者心理の持続的な回復期待があったとしても1月に打ち砕かれた。消費環境は年初に深刻な後退に見舞われた」と述べた。

消費者の貯蓄意欲は年初に急上昇し、2008年8月以来の高水準となった。これが主に全体的な心理の悪化を招いたほか、所得期待と購買意欲の低下も要因となった。

危機や戦争、インフレが持続的な改善の妨げとなっている。

  2024年2月 2024年1月 2023年2月

消費者動向 -29.7 -25.4 -33.8

消費者動向 2024年1月 2023年12月 2023年1月

- 購買意欲 -14.8 -8.8 -18.7

- 収入期待 -20.0 -6.9 -32.2

- 景気循環への期待 -6.6 -0.4 -0.6

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