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ラガルド総裁、ECB職員調査の酷評一蹴 「重要視せず」

配信日時:2024/01/26 10:24 配信元:REUTERS

[フランクフルト 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は25日、ECB職員が加盟する労働組合IPSOの調査で同氏が総裁にふさわしくないとの見方が多数を占めたことについて、物価安定という責務の方が重要として一蹴した。

同氏はこの日の政策決定会合後、「私としては(調査結果を)重要視していない。任務にまい進する有能な人材が集まるこの組織を率いる限り、私個人としてはその他のことは関係ない」と記者団に述べた。

また、ECB自体が調査を行っているとし、「われわれは技術的に健全な調査への回答に注意を払い、その結果に基づいて行動する」と述べた。

さらに「ECB職員を大変誇りに思い、この組織を率いることに誇りと名誉を感じている。われわれは、物価安定という責務によって動いているからだ」と述べた。

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