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午後:債券サマリー 先物は一時1円超す下落、日銀の政策正常化観測で長期金利急上昇
配信日時:2024/01/24 15:18
配信元:MINKABU
24日の債券市場で、先物中心限月3月限は急反落し、下げ幅は一時1円を超えた。金融政策決定会合の結果公表を受けて日銀が23日の引け後に開いた会見で、植田和男総裁が2%の物価安定目標への実現の確度について「少しずつ高まっている」と発言した。これを受け、日銀がマイナス金利政策の解除に向けた地ならしをしているとの見方が広がり、債券の買い持ち高を縮小する目的の売りが加速した。
日銀は24日、「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」を対象とする4本の定例の国債買い入れオペを実施した。応札倍率は「同3年超5年以下」と「同10年超25年以下」で3倍台となり、「同5年超10年以下」も前回の水準を上回って3倍に接近した。決定会合後に債券相場の先安観(金利の先高観)が広がるなか、相場が高値圏にあるうちに債券を売却しようとする投資家の姿勢が示された。債券需給に対する懸念が強まり、オペの結果発表後に先物は下げ幅を拡大。146円を割り込む場面があった。
先物3月限は前営業日比83銭安の146円16銭で取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は急上昇し、同0.080%高い0.715%で推移。一時0.740%をつけた。
出所:MINKABU PRESS
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