Reuters Japan Online Report Business News

印リライアンス、10─12月期は売上高予想下回る 設備点検が影響

配信日時:2024/01/22 11:52 配信元:REUTERS

[ベンガルール 19日 ロイター] - インドの財閥リライアンス・インダストリーズが19日に発表した第3・四半期(10─12月)決算は、連結売上高が前年比3.6%増の2兆2800億ルピー(274億5000万ドル)で、アナリスト予想(2兆3100億ルピー)を小幅下回った。

石油化学事業の中核である西部グジャラート州にある施設を保守点検のため一部閉鎖したことなどが影響した。同社は小売や通信、グリーンエネルギー分野などに積極的に進出しているが、石油化学部門が依然収益の稼ぎ頭となっている。

石油化学部門の売上高は2.4%減少した。

第3・四半期利益は1726億5000万ルピーで、前年同期の1579億2000万ルピーから増加し、アナリスト予想(1721億3000万ルピー)を上回った。

通信部門リライアンス・ジオは加入者が増加し、12.3%増益となった。小売部門の純利益は31.9%増加した。

一方、経費は減価償却費などが膨らんで16.2%急増した。

ニュースカテゴリ