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外為サマリー:米金利の高止まりや株高を手掛かりに148円60銭台に上昇

配信日時:2024/01/19 15:23 配信元:MINKABU
 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=148円65銭前後と前日の午後5時時点に比べて90銭弱のドル高・円安となっている。  18日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が約1年4カ月ぶりの低水準となり、米労働市場の堅調さが示されたことから米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が一段と後退している。前日に米長期金利が上昇し、この日の時間外取引でも高止まりしていることで、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが入りやすかった。鈴木俊一財務相が午前の閣議後会見で、為替動向について「ファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」と述べたことが円安牽制と受け止められ伸び悩む場面もあったが、148円10銭台で下値の堅さが確認されると再び上値を試す展開。日経平均株価の大幅高を手掛かりとしたリスク選好的なドル買い・円売りなどもみられるなか、ドル円相場は午後2時30分過ぎに148円60銭台に乗せた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0881ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0006ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円74銭前後と同90銭弱のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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