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午後:債券サマリー 先物は小幅続落、日銀オペ結果「弱め」で下げに転じる

配信日時:2024/01/19 15:20 配信元:MINKABU
 19日の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅続落した。日銀がこの日、実施した定例の国債買い入れオペで、債券の一定の売りニーズが確認された。市場は弱めの結果と受け止めて、後場に先物は下げに転じた。円債相場が直近で下落(金利は上昇)していたこともあって、朝方は押し目買いが優勢となりプラス圏で推移していた。  日銀が実施した国債買い入れオペは4本。このうち「残存期間25年超」については、1~3月の買い入れ方針で月間買い入れ回数を3回から2回に減らす方針が示されていた。オファー額は4本ともに前回から据え置かれたが、買い入れ結果については「同1年超3年以下」以外で売り需要の高まりが示され、先物への売りを促した。  朝方に発表された2023年12月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比プラス2.3%となった。伸び率は11月の2.5%から鈍化した。12月の結果は市場予想と同水準となり、相場への影響は限定的だった。  先物3月限は前営業日比2銭安の146円68銭で取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は同0.010%高い0.660%に上昇した。 出所:MINKABU PRESS

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