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米外為市場サマリー:堅調な米経済指標を受け一時148円50銭台に上伸

配信日時:2024/01/18 07:57 配信元:MINKABU
 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円16銭前後と前日に比べて1円00銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円24銭前後と同1円20銭弱のユーロ高・円安だった。  この日に発表された23年12月の米小売売上高が前月比0.6%増と市場予想(0.4%増)を上回り、2カ月連続で増加したことで米景気の底堅さが意識されるとともに、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が一段と後退した。また、12月の米鉱工業生産指数や1月の全米住宅建設業者協会(NAHB)住宅市場指数が堅調な内容だったこともドルの支援材料となり、ドル円相場は一時148円52銭と昨年11月下旬以来のドル高・円安水準をつけた。一方、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁やオランダ中央銀行のクノット総裁が早期利下げ観測を牽制したことを受け、ドイツなど欧州債利回りが上昇したことからユーロが買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0883ドル前後と前日に比べて0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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