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南アフリカランド円今週の予想(1月15日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

配信日時:2024/01/17 18:00 配信元:FISCO
*18:00JST 南アフリカランド円今週の予想(1月15日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『今週のランド円は、保ち合いの値固め局面となりそうだ』と述べています。

続いて、『先週の南アフリカランド円は、良好な経済指標を受けて一時7.85円まで上昇した。南ア12月製造業PMIが50.9と前回の48.2を上回り、好不況の分岐点となる50を回復した。12月自動車販売も前月より改善した。南ア11月製造業生産は前年比+1.9%と予想の+1.5%を上回った』と伝え、しかし、『12月の米消費者物価指数(CPI)とコア指数が強い結果だったため、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退してドル売り・南アランド売りが巻き戻され、南アランド円は7.7円台に下落して週を終えた』と解説しています。

陳さんは、『もっとも南アフリカの景気回復は厳しく、南アランドには積極的に買いが入りにくいだろう。慢性的な電力不足による計画停電が経済活動の足かせとなる中、経常赤字は続いている。11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.5%の上昇と、10月の5.9%から減速しているが、燃料価格の低下によるところが大きく、食品価格の上昇は止まっていない』と言及しています。

一方で、『11月のSACCI企業信頼感指数は10月からやや改善したほか、12月のCPI予測では燃料価格下落による一段の減速が見込まれており、緩やかながら回復の兆しが見えつつある』と述べています。

次に、『今週は経済的な結びつきの強い中国の経済指標が複数発表される。市場予想を下回る場合は、中国経済の先行き不安から南ア経済の先行きにも不安が連鎖しよう。逆に、予想程には弱い数字でなければ南アランド買いが強まるだろう。17日には南ア11月小売売上高が発表される』と伝えています。

南アフリカランド円の今週のレンジについては、『7.60円~7.90円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の1月16日付「南アフリカランド円今週の予想(1月15日)にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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