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午後:債券サマリー 先物は続落、長期金利は一時0.615%に上昇

配信日時:2024/01/17 15:20 配信元:MINKABU
 17日の債券市場で、先物中心限月3月限は続落した。前日の米国市場で長期債相場が下落(長期金利が上昇)したことが重荷となった。この日は利付国債の入札や国債買い入れオペなど需給イベントがなく、外部要因を手掛かりとした売りが一巡した後は模様眺めの展開となった。  米長期金利の上昇は、FRBのウォラー理事による講演での発言が、金融市場の早期利下げ観測をけん制したと受け止められたことが背景にある。日本国内では18日に20年債入札が予定されている。日中は次第に入札を前にした持ち高調整による売買が主体となり、方向感は乏しかった。  日銀は17日、「生活意識に関するアンケート調査(第96回調査)」を公表した。1年後の物価が「上がる」と予想する回答者の割合は79.3%と、前回調査の86.8%から低下した。円債相場への反応は限定的だった。  先物3月限は前営業日比13銭安の147円19銭で取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は同0.015%高い0.605%で推移。一時0.615%をつけた。 出所:MINKABU PRESS

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