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午前:債券サマリー 先物は続落、米債安が波及

配信日時:2024/01/17 11:24 配信元:MINKABU
 17日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は続落した。前日の米国市場で早期の利下げ観測が後退したことを受け、長期債相場が下落(長期金利が上昇)し、円債相場にも債券売りの流れが波及した。  FRBのウォラー理事による16日の講演での発言が、金融市場における早期の利下げ観測をけん制したと受け止められた。ウォラー理事はインフレが再燃しなければ年内の利下げは可能とする半面、急いで利下げをする必要もないとの認識を示した。一方、1月のニューヨーク連銀製造業景況指数はマイナス43.7と、市場予想を大きく下回り、2020年5月以来の低水準をつけたが、米債相場への反応は限られた。円債市場で先物は売りが先行した後、膠着感が強まった。  先物3月限は前営業日比18銭安の147円14銭で取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は、同0.020%高い0.610%に上昇した。 出所:MINKABU PRESS

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