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米外為市場サマリー:FRB高官発言を受け一時147円30銭台に上伸

配信日時:2024/01/17 07:56 配信元:MINKABU
 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円19銭前後と前日に比べて1円45銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=160円06銭前後と同45銭程度のユーロ高・円安だった。  日銀による金融政策の修正観測が後退していることなどを背景としたドル買い・円売りが先行した。この日に発表された1月のニューヨーク連銀製造業景況指数が3年8カ月ぶりの低水準となったことを受けて146円29銭まで伸び悩む場面もあったが、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が講演で「インフレ率の低下が持続すると明確になるまで利下げを急ぐべきではない」と述べたことが伝わると再びドル買い・円売りが流入。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大が意識されるなか、ドル円相場は一時147円31銭まで上伸した。一方、ドイツなど欧州債利回りの上昇を手掛かりにユーロも対円で買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0875ドル前後と前日に比べて0.0075ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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