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午前:債券サマリー 先物は反落、欧州の金利上昇などが影響

配信日時:2024/01/16 11:44 配信元:MINKABU
 16日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。前日まで3日続伸していた反動で売りが出やすかったほか、前日に欧州市場で長期金利が上昇したことが影響した。  15日の米債券市場はキング牧師誕生日の祝日で休場だったが、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるナーゲル独連邦銀行(中銀)総裁などのタカ派発言でドイツなどユーロ圏の長期金利が上昇した。また、日銀が朝方発表した23年12月の企業物価指数(速報値)が市場予想を上回ったことも国内債の売り材料となり、債券先物は一時147円38銭まで軟化した。その後は下げ渋ったものの、この日に財務省が実施する5年債入札の結果を見極めたいとして戻りは限定的だった。  午前11時の先物3月限の終値は、前日比21銭安の147円45銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.020%上昇の0.575%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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