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ロシア消費者物価、23年は7.42%上昇 前年の2桁台から鈍化

配信日時:2024/01/15 09:44 配信元:REUTERS

[モスクワ 12日 ロイター] - ロシアの統計局が12日発表した2023年の消費者物価指数(CPI)は7.42%だった。中央銀行の見通し(改定値)の上限。2桁台だった前年からは鈍化した。

3月の選挙で再選を目指すプーチン大統領にとって高いインフレ率は課題の1つだ。しかし、軍事費の急伸と西側による原油価格上限を回避し、ロシア経済は回復している。

12月のCPIは前年同月比7.42%上昇し、前月の7.48%から伸びが鈍化。アナリスト予想の7.6%をやや下回った。中銀が予想していた7.0─7.5%の上限で着地した。中銀が目標としていた4%は大きく上回った。

前月比では、0.73%上昇。22年4月以降で最大の伸びとなった11月のプラス1.11%から鈍化した。アナリストは0.9%の上昇を予想していた。

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