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米外為市場サマリー:弱い米PPIを受け一時144円30銭台に軟化

配信日時:2024/01/15 07:59 配信元:MINKABU
 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円88銭前後と前日に比べて40銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=158円66銭前後と同75銭程度のユーロ安・円高だった。  この日に米労働省が発表した23年12月の卸売物価指数(PPI)は前月比で0.1%下落と3カ月連続のマイナスとなり、前年同月比では1.0%上昇といずれも市場予想よりも弱い内容となった。米インフレの減速が示されたことで米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が再燃し、米長期金利が低下するとともにドル円相場は一時144円35銭まで軟化した。その後は10日の安値144円32銭が意識されるかたちで下げ渋ったが、中東の地政学リスクの高まりを受けて安全通貨とされる円に買いが入りやすいことなどから戻りは限定的だった。一方、欧州主要国の長期金利が低下したことなどからユーロが軟調だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0951ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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