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午後:債券サマリー 先物は続伸、30年債入札低調で伸び悩む
配信日時:2024/01/12 15:22
配信元:MINKABU
12日の債券市場で、先物中心限月3月限は続伸した。前日の米国市場で長期債相場が上昇(長期金利が低下)したことが支援材料となった。この日、日本の財務省が実施した30年債入札の結果が低調と受け止められると、債券の需給環境を巡る懸念が広がり伸び悩んだ。
30年債入札の結果は応札倍率が3.00倍となり、前回(12月7日)の2.62倍を上回った。半面、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は40銭と、前回(12月7日)の1円20銭から縮小したものの、依然としてテール自体は大きく、超長期債には売り圧力が加わった。
もっとも先物はプラス圏を維持した。前日の米国市場では、米30年債入札が堅調な結果となった。海外での投資家の債券選好姿勢の強まりは、円債相場の支えとなった。
また、米ブルームバーグ通信が日本時間12日、「日本銀行が今月の金融政策決定会合で議論する新たな2024年度の消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)と23年度の経済成長率の見通しは下方修正となる公算が大きい」と報じた。マイナス金利政策の早期解除の思惑を一段と弱める方向に作用し、債券買いを誘う要因となった。
先物3月限は前営業日比14銭高の147円39銭で取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は横ばいの0.585%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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