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午前:債券サマリー 先物は続伸、長期金利は0.580%に低下

配信日時:2024/01/12 11:16 配信元:MINKABU
 12日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は続伸した。前日の米国市場で長期債相場が上昇(長期金利は低下)した流れを引き継いだ。  11日の米国市場では、30年債入札が堅調な結果となったことで、投資家の債券選好姿勢が強まった。緊迫化した中東情勢も、安全資産と位置付けられる米国債への買い需要を集める要因となったようだ。朝方発表された米国の12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%と11月から伸び率が拡大し、市場予想を上回った。もっとも、債券市場参加者における早期の利下げ観測に特段の影響を及ぼす材料にはならず、CPI公表後に米長期金利に上昇圧力が掛かる場面があった。  日本国内では財務省が12日、30年債入札を通告した。発行予定額は9000億円程度で表面利率は年1.6%。入札の結果に対しては警戒感も広がっているもようで、先物は朝高後に上値を重くした。  先物3月限は前営業日比23銭高の147円48銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は同0.005%低い0.580%をつけた。 出所:MINKABU PRESS

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