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明日の為替相場見通し=米CPIが相場を左右

配信日時:2024/01/11 17:38 配信元:MINKABU
 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日本時間今晩に発表される23年12月の米消費者物価指数(CPI)の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=144円80銭~146円00銭。  米12月CPIの市場予想は前年同月比で3.2%の上昇(11月は3.1%の上昇)、エネルギーと食品を除くコア指数は同3.8%の上昇(同4.0%の上昇)となっている。早期の米利下げを後押しする結果となればドルに売り圧力がかかる可能性が高い半面、インフレの高止まりが意識されれば米長期金利が上昇するとともにドル買いが優勢になりそうだ。また、国内賃金の伸びが鈍化していることなどを背景に、日銀が22~23日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除に踏み切るとの思惑が後退していることも円の重荷となる。このほか、今晩には前週分の米新規失業保険申請件数や12月の米財政収支が発表される。 出所:MINKABU PRESS

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