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午前:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.610%に低下

配信日時:2024/01/11 11:38 配信元:MINKABU
 11日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。今晩発表される米12月消費者物価指数(CPI)を見極めたいとのムードが強かったものの、徐々に買いが優勢となった。  債券先物は小安く始まり、寄り付き直後には前日比4銭安の146円99銭に弱含んだ。前日の米長期債相場が3営業日ぶりに反落(金利は上昇)したことが重荷となったほか、財務省が10日に実施した10年債入札の結果が低調だったことが尾を引いている様子だった。ただ、厚生労働省が10日発表した23年11月の毎月勤労統計調査で実質賃金の減少が示され、日銀の早期政策修正観測が後退していることから買いも入り、午前10時50分過ぎには147円15銭まで上伸する場面があった。  午前11時の先物3月限月の終値は、前日比10銭高の147円13銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.610%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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