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米外為市場サマリー:対ユーロでのドル買い波及で一時144円60銭台に上伸

配信日時:2024/01/10 08:06 配信元:MINKABU
 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円48銭前後と前日に比べて25銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=157円94銭前後と同1銭程度のユーロ高・円安とほぼ横ばいだった。  米連邦準備理事会(FRB)が利下げに着手するタイミングを見極めたいとのムードが広がるなか、11日に発表される12月の米消費者物価指数(CPI)の結果待ちといった様相だった。米長期金利が低下する場面では一時143円65銭まで軟化したものの、米長期金利が低下幅を縮小させるとドル買いが流入。独連邦統計庁が発表した11月の鉱工業生産指数が悪化したことなどからユーロ売り・ドル買いが入りやすく、これが対円でのドル買いに波及したこともあり、ドル円相場は144円62銭まで上伸する場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0931ドル前後と前日に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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