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午後:債券サマリー 先物は3日続伸、長期金利0.580%に低下

配信日時:2024/01/09 15:51 配信元:MINKABU
 9日の債券市場で、先物中心限月3月限は3日続伸。前週末までの上昇に対する反動などから売りが先行したものの、その後は徐々に買いが優勢となりプラス圏に浮上した。  債券先物は寄り付きで146円83銭(前週末5日に比べて11銭安)をつけたあとは切り返す動きとなった。8日の米長期債相場が3営業日ぶりに反発(金利は低下)したことや、総務省が朝方発表した23年12月の東京都区部消費者物価指数でインフレ鈍化が示されたことが国内債を下支え。日銀が午前10時過ぎに、この日に実施する「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超25年以下」の買い入れ額をいずれも前回から据え置くことを通知すると買い安心感が広がった。午後に入ると日銀オペの結果を受けた買いが流入し、超長期ゾーンの売り意欲の乏しさなどを手掛かりに先物は一時147円10銭まで上伸した。ただ、あす10日には10年債入札が予定されており、一方向に持ち高を傾ける動きは限定的だった。  先物3月限の終値は、5日に比べて11銭高の147円05銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で同0.020%低下の0.580%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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