後場の寄り付き概況

後場の日経平均は422円高でスタート、任天堂や日立などが高い

配信日時:2024/01/09 13:08 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33800.18;+422.76TOPIX;2412.71;+19.17


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比422.76円高の33800.18円と、前引け(33858.63円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は33750円-33850円のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=143.50-60円と午前9時頃から50銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が朝方は小安くなる場面があったがその後は底堅く推移し0.3%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数はプラス圏でやや伸び悩み0.6%ほど上昇している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。ダウ平均先物が時間外取引でやや弱含みで推移していることや、外為市場で朝方に比べ円高・ドル安方向に振れていることなどが東京市場の株価の重しとなっているようだ。一方、日経平均が前場に昨年11月20日につけた取引時間中の昨年来高値33853.46円を上回ったことから相場の先高観を指摘する向きもある。

 セクターでは、その他製品、精密機器、電気機器が上昇率上位となっている一方、海運業、鉱業、鉄鋼が下落率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、TOWA<6315>、アドバンテスト<6857>、野村マイクロ<6254>、イビデン<4062>、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>、任天堂<7974>、日立<6501>、東電力HD<9501>、東エレク<8035>が高い。一方、川崎船<
9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>、三菱商<8058>、日本製鉄<5401>、アステラス薬<4503>、みずほ<8411>、富士通<6702>、神戸鋼<5406>、トヨタ<7203>が下落している。
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