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外為サマリー:一時143円80銭台に軟化、日米金利差の縮小を意識

配信日時:2024/01/09 10:15 配信元:MINKABU
 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円93銭前後と前週末5日の午後5時時点に比べて1円10銭強のドル安・円高となっている。  8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円23銭前後と前週末に比べて40銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日にニューヨーク連銀が発表した23年12月の消費者調査で、1年先の予想物価上昇率(中央値)が3.0%と3年ぶりの低水準となったことが影響し、一時143円66銭まで軟化した。  米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が強まるなか、この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開となっている。前日に米長期金利が低下したことから日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが出やすく、午前9時50分ごろには143円85銭をつける場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0955ドル前後と5日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円68銭前後と同80銭弱のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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