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アバクロンビーなどが米年末商戦の好調示唆、売上高予想引き上げ

配信日時:2024/01/09 09:21 配信元:REUTERS

Granth Vanaik Juveria Tabassum

[8日 ロイター] - 加ルルレモン・アスレティカや米アバクロンビー・アンド・フィッチなどのアパレル小売企業が8日、2023年第4・四半期の売上高見通しを上方修正した。米年末商戦が予想以上に好調だったようだ。

靴メーカーのクロックスとアパレルのアメリカン・イーグル・アウトフィッターズも8日に売上高見通しを引き上げ、株価がそれぞれ20%、6%上昇した。

年末商戦は値下げ前倒しや割引率アップが目立ったが、アバクロンビーとルルレモンは、より新鮮なスタイルに焦点を当てたことや在庫過剰が限定的にとどまったことが寄与し、多くの商品を定価で販売した。

ルルレモンは第4・四半期売上高が31億7000万─31億9000万ドルになると予想した。従来予想をわずかに上回る水準。

1株利益予想は4.96─5.00ドル。従来予想は4.85─4.93ドルだった。

モーニングスターのアナリスト、デビッド・スワーツ氏はこれらの企業のほとんどがかなり保守的なガイダンスを発表していることから幾分の上方修正があっても驚きはないと述べた。

アバクロンビーは第4・四半期純売上高の伸び率が10%台後半になると予想。従来予想は10%台前半だった。

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