外為サマリー：一時１４４円９０銭近辺まで上伸、ゴトー日に伴うドル需要も

　５日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前１０時時点で１ドル＝１４４円８１銭前後と前日の午後５時時点に比べて１円４５銭程度のドル高・円安となっている。 　４日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、１ドル＝１４４円６３銭前後と前日に比べて１円３５銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された米雇用関連指標で米労働市場の底堅さが示されたことを手掛かりに一時１４４円８５銭まで上伸した。 　米連邦準備理事会（ＦＲＢ）による早期利下げ観測が後退するなか、前日の米長期金利が上昇したことから日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが入りやすく、この日の東京市場のドル円相場も堅調な展開となっている。きょうはゴトー日（５のつく日と１０のつく日）で国内輸入企業などのドル需要が意識されやすいこともあり、午前９時５０分ごろには１４４円９０銭近辺まで上伸する場面があった。 　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．０９５１ドル前後と前日の午後５時時点に比べて０．００１５ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では１ユーロ＝１５８円５８銭前後と同１円８０銭弱のユーロ高・円安で推移している。 出所：MINKABU PRESS

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