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米外為市場サマリー:米労働市場の底堅さを受け一時144円80銭台に上伸

配信日時:2024/01/05 08:01 配信元:MINKABU
 4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円63銭前後と前日に比べて1円35銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=158円30銭前後と同1円80銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した12月の全米雇用リポートで非農業部門雇用者数が前月比16万4000人の増加と市場予想を上回り、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数は20万2000件と市場予想を下回った。米労働市場の底堅さが示されたことで、市場では米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が後退。米長期金利が上昇するなか、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りに押し上げられるかたちで、ドル円相場は一時144円85銭まで上伸した。一方、同日に発表された12月のドイツ消費者物価指数(速報値)の前年同月比の伸び率が6カ月ぶりに加速したことなどを背景に、ユーロが対ドルや対円などで買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0945ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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