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午後:債券サマリー 先物は反発、日銀の早期政策修正観測が後退

配信日時:2024/01/04 15:34 配信元:MINKABU
 4日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。朝方こそ売りが先行したものの、能登半島地震の発生で日銀の早期の政策修正観測が後退していることが相場を押し上げた。  米長期金利が3日に一時4%台に上昇したことを受け、債券先物に売りが先行した。ただ、1日に石川県能登地方で最大震度7を観測する地震が発生し、経済への影響が懸念されることから安全資産とされる債券は積極的に売り込みにくく下値は限定的。市場では日銀が今月22~23日に開く金融政策決定会合でマイナス金利を解除することは困難との見方が多く、先物は寄り付き直後につけた146円54銭を底に切り返した。前営業日である昨年12月29日に大きく下落していたことで買いが入りやすい面もあり、午後には146円87銭まで上伸する場面があった。  先物3月限の終値は、前営業日比14銭高の146円85銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前営業日比0.005%低下の0.615%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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