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米外為市場サマリー:ドル買い先行し一時143円70銭台に上伸

配信日時:2024/01/04 07:52 配信元:MINKABU
 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円29銭前後と前日に比べて1円30銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=156円50銭前後と同1円10銭強のユーロ高・円安だった。  23年末にかけてドル安・円高が進んだ反動などからドル買い・円売りが先行。また、能登半島地震を受けて日銀の政策修正観測が後退していることも円売りにつながった。米リッチモンド連銀のバーキン総裁が講演で追加利上げの可能性が引き続きあるとの考えを示したことや、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した12月の米製造業景況感指数が市場予想を上回ったこともドルの買い手掛かりとなり、ドル円相場は一時143円73銭まで上伸した。ただ、米労働省が発表した11月の雇用動態調査(JOLTS)が米労働市場の需給緩和を示す内容となったことが重荷となるかたちでドルは伸び悩んだ。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0922ドル前後と前日に比べて0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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