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米外為市場サマリー:米利下げ観測を背景に一時140円20銭台に軟化

配信日時:2023/12/29 07:53 配信元:MINKABU
 28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=141円41銭前後と前日に比べて40銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=156円43銭前後と同1円10銭弱のユーロ安・円高だった。  米連邦準備理事会(FRB)が来年の早い時期に利下げを開始するとの観測が根強いなか、ドル売り・円買いが先行した。この日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が2週連続で増加したことや、11月の米中古住宅販売仮契約指数が市場予想を下回ったこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時140円25銭と7月以来およそ5カ月ぶりのドル安・円高水準をつけた。その後は米長期金利の上昇を手掛かりに下げ渋る動きとなったが、年末年始を控えて積極的な売買を手控える向きが多く戻りは限定的だった。一方、足もとで買われていたユーロは持ち高調整や利益確定を目的とした売りが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1061ドル前後と前日に比べて0.0045ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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