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午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.610%に低下

配信日時:2023/12/25 15:55 配信元:MINKABU
 25日の債券市場で、先物中心限月3月限は3営業日ぶりに反発。午前には一時146円77銭まで上伸する場面がみられたものの、午後に入ると上値が重くなった。  22日の米長期債相場が横ばいだったことから、債券先物は模様眺めムードが強いなかでスタートした。ただ、前週末にかけて続落していた反動から徐々に買い戻しが流入。日銀が午前10時過ぎに通知した国債買いオペで、「残存期間3年超5年以下」と「同5年超10年以下」の買い入れ額が減額されたが、「同10年超25年以下」と「同25年超」の超長期ゾーンは据え置かれたことから相場への影響はみられなかった。ただ、日銀オペの応札倍率が総じて上昇するなど弱めの結果になったことが明らかになると、先物は午後に入って上げ幅を縮小。日銀の植田和男総裁が日本経済団体連合会審議員会で講演し、「2%目標が持続的・安定的に実現していく確度は、少しずつ高まっているとみている」などと述べ、日銀の政策修正が改めて意識されたことも相場の重荷となったようだ。  先物3月限の終値は、前週末比18銭高の146円61銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前週末比0.010%低下の0.610%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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