みんかぶニュース 為替・FX

午前:債券サマリー 先物は続落、米金利上昇が重荷

配信日時:2023/12/22 11:43 配信元:MINKABU
 22日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は続落。日銀金融政策決定会合後の買い戻しが一巡するなか、前日の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことが重荷となった。  21日の米長期債相場は持ち高調整の動きなどから売りが優勢で、この流れを引き継ぐかたちで国内債も軟調にスタート。日銀が朝方公表した10月30~31日開催分の金融政策決定会合の議事要旨で、1人の委員が「最大限の金融緩和から少しずつ調整していくことが必要」との見方を示していたことも影響し、債券先物は寄り付き直後に146円42銭まで下押す場面があった。その後は下げ渋ったものの、この日に財務省が実施する流動性供給入札(対象:残存期間15.5年超39年未満)の結果を見極めたいとして戻りは限定的だった。  午前11時の先物3月限の終値は、前日比27銭安の146円48銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.025%上昇の0.610%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ