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外為サマリー:一時141円80銭台に軟化、米景気悪化懸念などからドル売り優勢

配信日時:2023/12/22 10:23 配信元:MINKABU
 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=142円20銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円05銭程度のドル安・円高となっている。  21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円12銭前後と前日に比べて1円45銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された米7~9月期実質国内総生産(GDP)確報値が改定値から下方修正されたことなどが影響し、一時142円05銭まで軟化した。  米国の景気悪化が警戒されるなか、この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開となっている。米長期金利は前日に上昇したものの先安観は依然として根強く、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが出やすいこともあり、午前9時30分過ぎには141円87銭まで下押す場面があった。なお、総務省が朝方発表した11月の消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.5%の上昇となり、市場予想と同じだった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1005ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=156円44銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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