みんかぶニュース 為替・FX

午前:債券サマリー 先物は反落、買い一巡後は持ち高調整売りに押される

配信日時:2023/12/21 11:53 配信元:MINKABU
 21日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。米債券高(金利は低下)を手掛かりとした買いは朝方で一巡し、その後は持ち高調整とみられる売りが優勢となった。  米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ思惑などを背景に、20日の米長期金利は3.84%と約5カ月ぶりの水準まで低下した。この流れを引き継ぐかたちで国内債にも買いが先行したものの、債券先物は寄り付き直後に前日比7銭高の147円09銭をつけると軟化。日銀の早期政策修正観測の後退などから前日に大きく上昇した反動が出ているといった様子だった。146円74銭まで下押したあとは下げ渋る動きとなったが、手掛かり材料に乏しく戻りは限定的だった。  午前11時の先物3月限の終値は、前日比15銭安の146円87銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.565%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ