みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:米長期金利の低下が影響し143円50銭台に軟化

配信日時:2023/12/21 08:03 配信元:MINKABU
 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円57銭前後と前日に比べて30銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=157円10銭前後と同85銭程度のユーロ安・円高だった。  この日に米調査会社コンファレンス・ボードが発表した12月の米消費者信頼感指数が2カ月連続で改善したほか、全米不動産協会(NAR)が発表した11月の中古住宅販売件数が382万戸と市場予想(378万戸程度)となったことを手掛かりに、ドル円相場は143円94銭まで強含む場面があった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測から米長期金利が低下したことが影響し、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いに押されるかたちで143円50銭台に軟化した。一方、足もとで買われていたユーロは、ドイツの長期金利低下などもあって軟調な展開だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0942ドル前後と前日に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ