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午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、長期金利は一時0.550%に急低下
配信日時:2023/12/20 15:23
配信元:MINKABU
20日の債券市場で、先物中心限月3月限は大幅続伸した。日銀のマイナス金利政策が早期に解除されるとの思惑が後退するなか、金利の上昇(債券価格の下落)を見込んだ先物の売り持ち高を解消する目的の買いが継続した。財務省が実施した流動性供給入札が、一定の債券保有ニーズを示唆する結果となったことも、円債相場を支援した。
日銀の植田和男総裁は、金融政策決定会合後の19日の会見で、賃金と物価の好循環の確度について、なお見極めていく必要があるとの認識を示した。また国会答弁での「チャレンジング発言」については、仕事への姿勢一般に関してのものだと表明した。総裁がマイナス金利解除に慎重な姿勢をみせたと受け止められ、夜間取引で先物に上昇圧力が掛かった。
この日、財務省が実施した残存期間5年超15.5年以下対象の流動性供給入札は、応札倍率が前回から低下したものの、4倍を上回った。前日の取引時間中には、財務省が20年物国債の発行減額を前倒しし、来年1月から2000億円減らす方向で調整に入ったと伝わった。超長期債の需給が引き締まるとの期待が続いたことも、円債相場を押し上げる要因となった。
先物3月限は前営業日比83銭高の147円02銭で取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は一時、同0.085%低い0.550%に急低下。7月以来の低水準をつけた。低下一服後は0.555%に戻した。
出所:MINKABU PRESS
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