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外為サマリー:一時143円30銭台に軟化、時間外の米金利低下が重荷

配信日時:2023/12/20 15:12 配信元:MINKABU
 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円59銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭弱のドル安・円高となっている。  日銀の早期政策修正観測の後退から前日に円売りが膨らんでいたことで、この日は持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが優勢だった。また、米連邦準備理事会(FRB)が2024年の早期に利下げに転じるとの見方が依然として根強く、米リッチモンド連銀のバーキン総裁が19日に「インフレ鈍化が続けばFRBは利下げに踏み切る」と示唆したこともドルの重荷。この日の時間外取引で米長期金利が低下基調となるなか、午後1時50分ごろには143円37銭まで下押す場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0965ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円44銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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